株式投資について勉強を始めると投資信託やETFやインデックス投資など聞き慣れない単語が出てきたと思います。
私も最初はさっぱり分かりませんでした。
今回は難しいことは抜きにして投資信託を購入する際の注意点について解説します。
私も最初はとうししんたく?何?と思っていました。
投資信託とは
投資信託の概要
投資信託とは簡単に言うと、私達のような投資家からお金を集め、証券会社のプロ(ファンドマネージャー)が運用する株式などの詰め合わせパックの事です。
例えば任天堂やTOYOTAなど10種類の日本株を買おうと思ったら基本的には100株単位からしか購入できないのでまとまったお金が必要になります。
投資は分散が基本と言われるのに任天堂の株を100株買うと投資に充てようとしていた資金を全て使ってしまった、10種類買おうと思っていたのに1種類しか買えなかった。
なんてことになりかねません。
しかし投資信託なら任天堂やTOYOTAなどの少しずつ組み合わせた物を金額を指定して購入出来ます。
株のように100株で購入とはならず100円など金額を指定して複数社の入ったお弁当を購入することができるので1つの会社が倒産しても致命傷を負うことはありません。
投資信託の資産の管理
詳しく言うと販売会社や運用会社や受託会社に仕事を分担して運用してくれていますが日々の投資を行うのにはほぼ必要ない知識なので問題ないです。
3つの種類の会社がそれぞれ不正をしないように見張ってくれるので安心です。
また販売会社などが倒産しても上限額はありますが救済制度もあります。
投資信託の手数料
それぞれの投資家が出したお金を運用してもらうので少額からの投資が可能ですが自分で株を買うのとは異なり運用してもらうので手間賃として手数料がかかります。
手数料については投資信託の商品によって全然違うので手数料が高い商品だと投資のリターンが減ってしまうので注意してください。
- 購入時や売却時(購入時手数料・信託財産留保額)
- 保有期間中(信託報酬)
銀行の投資信託はぼったくり?!
投資信託の1%の手数料はどう思いますか??
高いと思いますか?安いと思いますか?
1%位なら安いんじゃ無いか??と思われる方もいると思います。
実際に2022年3月に楽天証券で購入された投資信託のランキングトップ5です。
1位の銘柄は手数料が0.0968%と1%にはほど遠いです。
2位3位5位も0.2%程度と1%以下です。
4位の投資信託は1.243%と上位5銘柄では桁違いに高いと言えます。
銀行などの窓口でも投資信託は購入出来ますがネット証券会社での購入の方が手数料は抑えられる傾向にあります
ネット証券購入銘柄ランキング上位5位を圧倒的に凌駕する高さの購入時手数料を店舗は誇っています。
我が家周辺にある某銀行さんのインターネット取り扱いの2022年2月の買い付け1位から3位の運用管理費(年間手数料)をまとめると
1位 日経225ノーロードオープン 0.55%
2位 あおぞら・新グローバル分散ファンド(限定追加型)2022-01 1.335%
3位 イノベーティブ・カーボンニュートラル戦略ファンド 1.925%
3位に至っては購入した段階で3.3%も手数料を取られてしまいます。
それにプラスして年間1.925%の手数料がかかるので購入段階で資産は目減りしてしまうことになります。
私は何も投資について知らないときに銀行員さんにボックス席に連れて行かれ投資信託の営業をされました。
いきなりの事で何も分からず怖かったです。
投資の勉強をして銀行員さんの売り込んで来る商品は異様に手数料が高いことを知ったので銀行の窓口には近づきません。
手数料が高い=悪い銘柄というわけではありませんが手数料が高いと利益が出ても手数料分利益が減ることは理解しておかないといけません
インデックス投資とアクティブ投資
インデックス投資
皆さんも日々のニュースで聞いたことがあるのではないかと思います。
- 日本株式・・・日経平均株価(日経225、日経平均)、東証株価指数(TOPIX)
- 米国株式・・・NYダウ(ダウ平均株価)、S&P500指数、ナスダック総合指数
この様なものがインデックスになります。
例えば日経平均株価というのは日本の株式会社225銘柄の株式の値動きの平均の様なものです。
インデックス投資の方が一般的にコストが安いです。
インデックス投資とは?メリット・デメリットを解説<投資初心者におすすめ!インデックス投資の始め方> | 投資信託・投信つみたて | 商品・サービス一覧 | マネックス証券 (monex.co.jp)
アクティブ投資
アクティブファンドは株のプロ達が会社の業績などを判断してインデックスを上回る成績を目指すものです。
ファンドマネージャーという投資のプロが知恵を絞って運用してくれるのでその分手数料が高くなります。
しかし手数料の分投資の成績が上がるアクティブ投資は少なく多くのアクティブ投資がインデックス投資に投資成績が負けている現状です。
投資初心者はインデックス投資が無難
- 個別株を買うよりお弁当パックの投資信託の方が分散が可能
- 少額から購入ができる
- 1%を超える手数料は高い
- 銀行などの店舗の窓口で買うと手数料が高い、ネットの方が安い
- インデックス投資の方が手数料が安い
上記5つのポイントを理解して投資信託を購入すれば大きな失敗はないかと思います
昔と比べて長期的には世界の株価は右肩上がりになっているので今後も株価の長期的な上昇を信じて投資を行っていきましょう
手数料が安いオススメはeMAXIS Slimシリーズです
全世界や米国株など好きなシリーズを選べます。