いまドル円相場がどんどん円安に傾いていると言う円安のニュースを最近よく聞くと思います。
4月末頃には1ドル130円を突破しました。
円安になればどうなるのでしょうか??輸入品が高くなるだけでは無いんです。
日常生活にどう影響するかを詳しく説明していきます。
円安(えんやす)・円高(えんだか)について
円やドルの交換は1ドル=100円のような為替レートで表します。
海外通貨(ドルやユーロなど)に対して日本円が高いか安いかということが円高・円安の意味です。
円安とは
例えば、今まで1ドル=100円だったものが、1ドル120円になった場合を考えます。
今までは100円で買えたものが120円になったので、同じドルを買うのに多くの円が必要になります。
つまり円の価値が少なくなった(安くなった)と言えます。
これが円安です。
なので今海外の物を輸入すると同じだけ円を払っても少しの物しか購入できない、もしくは同じ量の物を購入するのに今までより多くのお金が必要になりました。
円高とは
先ほどとは逆に1ドル=100円から1ドル=80円になれば、より少ない金額で多くの物が購入出来るようになります。
それは円の価値が上がった、つまり円高といえるのです。
円安のメリット・デメリット
円安のメリット
円安のデメリット
円高のメリット・デメリット
円高のメリット
円高のデメリット
ドル円の過去10年のレート
ここ最近の円安が抜きん出ているのが分かりますね。
投資家にとって円安円高は関係大ありです
最近の投資ブームで投資を始めた方は外国株式(主に米国株式)を購入している方が多いと思います。
米国株式を買うのに円安は最悪です。多くのお金を積まないと欲しい株が買えません。
その日の価格を見て購入している投資家さんの場合は買いにくい相場になっているのでは無いかと思います。
私はほぼ積み立て投資なので円高・円安に関係なく定期積み立ては継続、株価下落時に追加購入というスタイルを崩すつもりはありません。
なぜなら株価も為替も先が読めないので買わないと言うのも機会損失になるかなと思います。
コロナショックのような暴落が分かるならみんなその時に買いたいですよね。
- 海外の資産を買う時は円高、売る時は円安がいい
- 債券は金利が関係しているので為替は直接的には影響しない
まとめ
円安はエネルギーや食品を輸入に頼っている日本では物価上昇により日常生活費を圧迫してきてます。
今後値上げした物を少なく利用することや代替え品を利用するなどしないと生活費がどんどん増えます。
また、最近TwitterなどのSNSで円安だけどつみたてNISAの積み立てをストップしようかと言うようなツイートが目立ちました。
円安・円高の今後の予想が出来るならストップしてもいいと思いますがつみたてNISAの枠は年内使い切りが必須です。
今後年末にかけてさらに円安が起こったら買う場面が無くなるので長期投資なら継続つみたてでいいのかな?と個人的には思います。