こんにちは、みっちゃんママです。
我が家の子どもは2027年度から小学生。生活が大きく変わるこのタイミングで、そろそろ始めたいなと思っているのがお小遣いを通じた「お金の教育(金融教育)」です。
私自身、お金の勉強を本格的に始めたのは大人になってから。「もっと早く知りたかった」と何度も思いました。だからこそ子どもには、小さいうちから“お金との付き合い方”を自然に身につけてほしい。とはいえ、何から始めればいいのか最初は手探りでした。
今回は、私が金融庁や金融広報中央委員会(知るぽると)など公的機関の情報をもとに調べた「家庭でできるお金の教育」を、お小遣いの平均額や渡し方とあわせて整理します。これから始めたい我が家の計画も交えてご紹介します。

「投資の話より前に、まずは“使う・貯める・考える”の土台から」だと知って、ハードルがぐっと下がりました。一緒に見ていきましょう。
なぜ今、子どもの金融教育?
2022年度から高校の家庭科で「資産形成」の授業が始まり、お金の教育は学校でも本格化しています。さらに2024年には、国を挙げて金融経済教育を進める「金融経済教育推進機構(J-FLEC)」が設立されました(出典:金融庁)。
金融庁は、年齢層ごとに「生活スキルとして最低限身につけるべき金融リテラシー」を整理した「金融リテラシー・マップ」も公表しています。お金の教育は、もはや一部の家庭の特別な取り組みではなく、これからを生きる子どもに必要な“生活スキル”として位置づけられているんですね。

新NISAやキャッシュレスが当たり前の時代。お金を「見えない形」で扱う場面が増えるからこそ、土台づくりが大事だなと感じます。
小学生のお小遣い、平均はいくら?
金融広報中央委員会(知るぽると)の「子どものくらしとお金に関する調査」によると、月1回定期的にお小遣いをもらう小学生の平均額は984円。学年が上がるほど「ときどき」から「月1回定期的に」へと変わっていく傾向があります。
- 月1回定期的にもらう小学生の平均は約984円
- お小遣いをもらっている割合は、低・中・高学年ともおよそ73%
- 低学年は「ときどき」が中心、高学年になると「月1回定期的に」がおよそ5割に
- 使い道は「おかしやジュース」が最多。ゲーム・おもちゃ類も上位
- おこづかい帳をつけている子は、小・中・高生とも2割ほど
出典:金融広報中央委員会「子どものくらしとお金に関する調査」
おもしろいのは、おこづかい帳をつけている子が2割ほどしかいないこと。逆に言えば、「記録して振り返る」習慣をつけるだけで、お金の管理力で一歩リードできるということ。我が家がいちばん大事にしたいポイントです。
お小遣いの渡し方は3タイプ
知るぽるとの家庭向け資料では、お小遣いの渡し方は大きく3つに整理されています。どれが正解ということはなく、家庭の方針と子どもの年齢に合わせて選ぶのがよいとされています。
参考:金融広報中央委員会「家庭で行う金融教育」

我が家は今、未就学のうちは②報酬制でお試し中。小学生になったら①定額制と②報酬制を組み合わせた③混合式に切り替える予定です。実際の制度は次でくわしく紹介しますね。
我が家のお小遣い制度【実例】
ここで、我が家が実際にやっているお小遣い制度をご紹介します。今はまだ未就学なので、お手伝いやお勉強をがんばったら渡す「成果報酬式」からスタートしています。
▶ いま(未就学)…成果報酬式
- 水筒洗い … 100円
- ワーク(ドリル)1冊終わったら … 500円
- がんばった分だけカレンダーにシールを貼る(シール1枚=100円)
- 月の「給料日」にまとめて全額わたす
▶ 小学生になったら…定額制+報酬制(混合式)へ
- 1年生 … 月500円
- 2年生 … 月1,000円
- 以降、1学年ごとに500円ずつアップしていく予定
- この定額に加えて、お手伝いの報酬も継続(=混合式)。「決まった中でやりくりする力」と「働いて稼ぐ感覚」を両方育てたい

シールが増えていくのが楽しいみたいで、「自分でがんばったら増える」感覚が自然と身につくのがいいなと感じています。小学生になったら定額制に報酬制も組み合わせて、「決まった中でやりくりする力」と「がんばって稼ぐ感覚」の両方を育てたいです。
どの渡し方が正解ということはなく、家庭の方針や子どもの成長に合わせて、変えていけばいいんだなと感じています。
我が家が取り入れたい「4つの貯金箱」
調べていて「これいいな」と思ったのが、知るぽるとが紹介している「4つの貯金箱」という考え方。お小遣いを目的別に4つに分けることで、使う・貯める・人のために・増やすというお金の役割を、遊びながら学べます。
参考:金融広報中央委員会「家庭で行う金融教育」
我が家はサイドFIREを目指して投資もしていますが、子どもにはいきなり投資の話をするより、まずこの4つの“お金の役割”を体で覚えてほしいと思っています。「人のために使うお金」が入っているのも、すごくいいなと感じました。
💰 使うお金 ― 「今ほしい」をかなえる
おかしやおもちゃなど、今すぐ使う分。我が家ではここを「自由に使っていいお金」と決めて、口出ししすぎないようにしようと思っています。使い切ってしまって「あぁ、なくなっちゃった」と感じる経験こそ、計画性を学ぶ第一歩。少額のうちにたくさん失敗してほしいところです。
🏦 貯めるお金 ― 目標に向けてコツコツ
「あのゲームがほしい」「自転車を買いたい」など、少し高いものを目標にして貯める分。透明な貯金箱にすると、貯まっていくのが目に見えてやる気につながるそうです。目標金額と、今いくら貯まったかを一緒に確認する時間を作りたいなと思っています。
🎁 人のために使うお金 ― お金で人を喜ばせる
家族へのプレゼントや、募金・寄付などに使う分。「お金は自分のためだけじゃなく、人を笑顔にできる」という感覚を、小さいうちから持ってほしい。我が家でいちばん大事にしたい貯金箱かもしれません。誕生日に家族へ小さなプレゼントを買う、なんていうのもいい経験になりそうです。
📈 増やすお金 ― 「お金が働く」入り口
銀行に預けたり、将来に向けてとっておく分。「お金にも働いてもらえる」という感覚の入り口です。利息はごくわずかでも、「預けたら少し増えた」を体験できれば十分。我が家は2027年からのこどもNISAも視野に、年齢に応じて少しずつ「増やす」話につなげていきたいと考えています。

4つに分けるだけで、お金には「使う・貯める・人のために・増やす」のいろんな役割があると自然に伝わります。難しい言葉を使わなくても、貯金箱を分けるだけでいいのがうれしいですね。
家庭で始める3ステップ
大事なのは「失敗させてあげること」だと、いろいろな資料を読んで感じました。お小遣いを使い切って困る経験こそ、お金の大切さを学ぶいちばんの教材。少額のうちに失敗できるのは、子ども時代の特権ですよね。

親がつい口を出したくなるけど、ぐっとこらえて見守るのも金融教育。これは私自身の修行でもあります(笑)
キャッシュレス時代の注意点
今はキャッシュレス決済が当たり前ですが、知るぽるとの資料では金融教育の入り口は「現金」がおすすめとされています。お金が減る・増えるが目に見えるからです。
子どもがある程度慣れてきてからキャッシュレスに進む場合も、残高や利用履歴を定期的に一緒に確認することが大切。「見えないお金」をどう管理するかは、これからの時代にこそ必要なスキルです。我が家もまずは現金から、と決めています。
子どもと一緒に読みたい「お金の本」
私自身、お金の知識を本格的に身につけられたのは、ある“教科書”に出会えたからでした。妊娠中にお金の不安から色々調べていてたどり着いた一冊が、今の我が家の家計管理や投資の土台になっています。
その教科書があったから、今がある。だからこそ子どもにも、年齢に応じてわかる範囲で、お金の勉強を一緒にしていきたいと思っています。我が家が「これは」と思っている2冊をご紹介します。
- 本当の自由を手に入れる お金の大学
親(大人)の教科書に。貯める・稼ぐ・増やす・守る・使うの「お金にまつわる5つの力」が1冊で学べる。私のお金の勉強の原点です - 漫画 お金の大冒険 黄金のライオンと5つの力
こちらは漫画で、子ども自身が楽しく読めるお金の入門書。「使うお金・貯めるお金」など、4つの貯金箱の考え方ともつながります
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大人の私が「お金の大学」で学び、子どもは漫画から。家族みんなで“お金の話を当たり前にできる家”にしたいんです。
まとめ:お金の教育は“生きる力”
- お金の教育は国も推進(2024年J-FLEC設立・金融リテラシーマップ公表)。今や“生活スキル”
- 小学生のお小遣いは月1回で平均約984円。おこづかい帳をつける子は2割だけ
- 渡し方は定額制・報酬制・混合式の3タイプ。家庭に合わせて選ぶ
- 「4つの貯金箱」で使う・貯める・人のために・増やすを体感
- 入り口は現金&失敗させて見守る。少額のうちの失敗が最高の教材
投資や資産形成のテクニックより前に、「お金とどう付き合うか」という土台。これは大人の私たちにとっても大切なテーマですよね。我が家も子どもの小学校入学に合わせて、まずはお小遣いと4つの貯金箱から、一緒に学んでいこうと思います。

一緒にサイドFIREを目指す方の参考になればうれしいです。投資・節約まわりの記事もあわせてどうぞ。
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※本記事は2026年6月時点で公開されている公的機関(金融庁・金融広報中央委員会/知るぽると・金融経済教育推進機構)の情報をもとに、家庭での金融教育の考え方を整理したものです。お小遣いの金額・方法は各家庭の方針により異なります。





