こんにちは、みっちゃんママです。我が家は夫婦そろって看護師で、2027年3月末の退職(サイドFIRE)を目標にコツコツお金を育てています。
「家計簿、何回も挫折した…」という方、めちゃくちゃ多いと思います。私も昔は1円単位で記録しようとして、3日で力尽きるタイプでした。
そんな私が今ラクに続けられているのが、「50:30:20ルール」というざっくり管理。1円単位の家計簿はもうやめて、手取りを3つの箱に分けるだけにしたら、勝手にお金が貯まるようになりました。

家計簿が続かないのは、あなたが意志弱いからじゃないです。やり方が細かすぎるだけ。大枠でOKにしたら、私もやっと続きました。
① 50:30:20ルールってなに?
提唱したのはアメリカの破産法のプロ
50:30:20ルールは、アメリカの破産法専門家でのちに上院議員になったエリザベス・ウォーレン氏が、娘さんとの共著『All Your Worth』(2005年)で広めた家計管理法です。たくさんの家庭の破産を見てきたプロが「これなら破綻しない」とたどり着いた、シンプルな黄金比です。
手取りを「3つの箱」に分けるだけ
やることはシンプル。手取り収入を、次の3つの割合に分けるだけです。
- 50% … 必要な支出(Needs):家賃・住宅ローン・光熱費・食費・通信費など、生きていくのに欠かせないお金
- 30% … 欲しいもの(Wants):外食・趣味・旅行・推し活など、人生を楽しむためのお金
- 20% … 貯蓄・投資(Savings):貯金・NISA・iDeCo・借金返済など、未来のためのお金
ポイントは「手取り(税金や社会保険料を引いた後の金額)」で考えること。額面ではなく、実際に振り込まれる金額をベースにします。

細かい費目分けじゃなくて「必要・欲しい・未来」の3つの箱に放り込むだけ。これなら私でも続けられました。
② 看護師夫婦の手取りでやってみた(我が家の実例イメージ)
手取り30万円ならこう分ける
たとえば手取りが月30万円の家庭なら、こうなります。
| 箱 | 割合 | 金額(手取り30万の例) | 中身 |
|---|---|---|---|
| 必要(Needs) | 50% | 15万円 | 住居・光熱・食費・通信・保険 |
| 欲しい(Wants) | 30% | 9万円 | 外食・趣味・旅行・娯楽 |
| 貯蓄・投資 | 20% | 6万円 | NISA・貯金・教育費 |
まずは「20%を先によける」から
最初のステップは、「貯蓄・投資の20%」を、給料が入ったらいちばん先に確保すること。残った中で「必要」と「欲しい」をやりくりするイメージです。20%はあくまでスタートライン。慣れてきたらここから少しずつ増やしていけます(我が家がどこまで増やしたかは、後半の⑤でお話しします)。

大事なのは「20%を先によける」こと。余ったら貯金、じゃなくて、先に貯金の箱に入れてから残りで暮らす。これだけで貯まり方が全然違います。
③ なぜ「先に20%をよける」と貯まるの?
「残ったら貯金」だとゼロになる
多くの人は「収入 − 使ったお金 = 残り(貯金)」でやりがち。でもこれだと、使い切ってしまって貯金がゼロ、になりやすいんです。
順番を逆にする=先取り貯蓄
50:30:20ルールは逆。「収入 − 貯金(先取り) = 使えるお金」にします。これを先取り貯蓄と言います。給料が入ったら真っ先に20%を別口座やNISAに移してしまえば、あとは安心して残りを使えます。

我が家は住信SBIネット銀行の「目的別口座」で、給料日に自動で各箱に振り分けています。手で動かさなくていいから、意志の力がいりません。
④ 家計簿が続かない人ほど、この“ざっくり”が効く
細かい記録がいらない
1円単位の家計簿は、続けば最高ですが、続かなければ意味がありません。50:30:20ルールの良さは、「3つの箱がだいたい守れてればOK」という気楽さです。
- ✅ 費目を細かく分けなくていい(「必要・欲しい・未来」の3つだけ)
- ✅ レシートを1枚ずつ記録しなくていい
- ✅ 多少オーバーしても、翌月で調整すればいい
- ✅ 口座を分けて自動振り分けにすれば、ほぼ手間ゼロ
「完璧」より「続く」が勝つ
完璧を目指して挫折するより、「ざっくり続く」ほうが、長い目で見たら何倍も貯まります。家計管理は、テストみたいに満点を取るものじゃありません。
⑤ 我が家流アレンジ:割合は「自分に合わせて」いい
家庭ごとに数字は変えてOK
50:30:20はあくまで目安。家庭の状況に合わせて割合を変えてOKです。むしろそのほうが続きます。
- サイドFIREを目指す我が家:貯蓄・投資を20%→もっと厚く。その分「欲しい」を少し抑える
- 住居費が高い都市部:必要が50%を超えがち。まず固定費(通信・保険)の見直しから
- 子育て中:教育費を「必要」ではなく「未来(貯蓄・投資)」に入れて先取りする手も
我が家のリアルな割合を公開します
参考までに、サイドFIREを目指す我が家の実際の割合がこちらです(金額はぼかして割合だけ)。標準の50:30:20とはかなり違います。
| 箱 | 我が家の割合 | 標準ルール | 中身 |
|---|---|---|---|
| 投資 | 40% | 20% | NISA・株・投資信託 |
| 積立(特別費) | 20% | サイドFIRE資金・冷蔵庫や車などの買い替え用 | |
| 生活(必要+欲しい) | 40% | 80%(50+30) | 住居・食費・光熱・通信・娯楽すべて |
標準だと貯蓄・投資は20%ですが、我が家は「投資40%+積立20%=60%」を未来のためによけています。その分、生活費(必要+欲しい)を40%にギュッと圧縮。サイドFIREという明確な目標があるからこそ、ここまで振り切れています。

「投資40%なんて無理!」と思うかもですが、最初からこの割合だったわけじゃありません。固定費を削って、収入を副業で増やして、少しずつ未来の箱を大きくしてきた結果です。

数字はガチガチに守るものじゃなくて「だいたいの羅針盤」。我が家は将来のために貯蓄の箱を大きめにしていますが、それも家庭それぞれでいいんです。
⑥ まとめ:家計簿が続かないなら、3つの箱から始めよう
- 50:30:20ルール=手取りを「必要50・欲しい30・貯蓄投資20」に分けるだけ
- コツは「20%を先によける」先取り貯蓄。余りを貯金、ではなく、先に貯金
- 1円単位の家計簿が続かない人ほど、ざっくり3分類がハマる
- 割合は自分の家庭に合わせて調整してOK。続けることが一番大事
お金を貯めるのに、根性も細かい記録もいりません。仕組みで“勝手に貯まる”ようにするのが一番ラク。まずは口座を分けて、手取りの20%を先によけるところから始めてみてください。

家計管理は、がんばらない仕組みづくりが9割。我が家もこのざっくり管理で、ムリなくサイドFIREに近づいています。一緒にコツコツいきましょう。





