未成年が開設出来る口座のジュニアNISAです。
親が子どもが証券口座を開こうとする証券会社に口座を持っていなければ開設出来ないので操作が簡単な楽天証券がオススメです。
証券口座の開き方についてはこちらの記事を参照ください。
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ジュニアNISAとは子どもが持てる非課税投資枠のこと
子どもが年間80万円を上限に投資信託や株式から得られる分配金や譲渡益にかかる税金が免除される制度です。
ジュニアNISAは売買した時の差額の利益や分配金に税金が全くかからないと言うお得な制度です。
*ただし新規購入は2023年で終了します。
- 日本にお住まいの未成年者の方(口座を開設する年の1月1日現在)
- 運用管理者:口座開設者本人(未成年者)の二親等以内の親族(両親・祖父母等)
- 非課税枠:新規投資額で毎年80万円
- 非課税期間:最長5年
- 払い出し制限:18歳まで(2024年以降は制限なし)
ジュニアNISAはなぜお得なのか?:税金がかからないため
株式投資で利益が出た時には普通は税金約20%がかかります。
ジュニアNISAでは年間80万円の投資額までは運用しても利益に税金がかかりません。
年間80万円の満額投資できなくても利益が出れば非課税ですので普通の口座で投資するより税金がお得です。
ジュニアNISAの目的の一つは教育費
文部科学省では、隔年で「子どもの学習費調査」を行っているようです。
調査目的としては幼稚園から高等学校の子どもをもつ保護者が1年間に子どもの学校教育や学校外活動のために支出した金額の実態を把握することです。
公立幼稚園では約22万4千円、私立幼稚園では約52万8千円
2018年のデータを引用した表です。
公立 | 私立 | |
幼稚園・保育園 | 約22万4千円 | 約52万8千円 |
小学校 | 約32万1千円 | 約159万9千円 |
中学校 | 約48万8千円 | 約140万6千円 |
高校 | 約45万7千円 | 約97万円 |
この金額に+養育費がかかるので毎年準備していくのは難しい!!
子どもが小さい頃もしくは生まれる前から事前に準備が必要です。
私が子どもの頃には塾に小学校の低学年から行っている人なんてほんの一握りでした。
今では習い事をしていない子どもの方が少ない状況になっています。
我が家では教育資金をジュニアNISAだけで貯めるのは怖いので我が家ではジュニアNISA+児童手当+普通預金で貯めています。
ジュニアNISAおすすめな人:子どもが小さい・余裕資金がある
あくまで私が考えるジュニアNISAおすすめの人です。
1の項目は株式投資は長期の投資期間を運用すると右肩上がりで利益を得られると考えているからです。実際15年間以上運用すると過去のデータではマイナスにならないようです。
2つ目の項目については積み立てNISAを夫婦で満額積み立てていて追加投資額を普通の口座で運用すると税金がかかります。そこで追加分はジュニアNISAで運用すると言う手段です。
たくさん投資に回せるお金がある人はジュニアNISAも一考の余地ありです。
ジュニアNISA口座の開設方法:必要書類も解説
私は楽天証券でみっちゃんのジュニアNISA口座を開設したので楽天証券で必要だったものです。
子供と同居している親が開設することが多いと思うので同居時の必要物品について解説します。
まずこどもの未成年口座を開設するのに必要な書類です。
*親である私が楽天証券の口座を開設していないと作れません。
- 世帯全員が記載された住民票の写し(コピー可)
子供のマイナンバーの記載があること
②申込者と子供の氏名・生年月日・続柄の記載があること
③発行から6ヶ月以内であること
④発行元印が鮮明であること
※子供のみの住民票では不備
※親権者は原則「父母」
※3世代が同居している場合は、筆頭者の記載が必要
以上の項目が住民票に必須です。
次に未成年口座を開設出来たらジュニアNISAの口座を開設するために必要なのが
・ジュニアNISA口座開設届出書
楽天証券から送付されてくるので必要事項を記入します。
・未成年者(子供)の本人確認書類
各種健康保険証(表裏両面)※1
在留カード(表裏両面)
印鑑登録証明書
運転免許証(表裏両面)
住民基本台帳カード(表裏両面)
旅券(パスポート)※2
特別永住者証明書(表裏両面)
住民票の写し
個人番号カード(顔写真がある面)
下記のいずれか1点
- ※1各種保険証記載の被保険者記号・番号および保険者番号は、マスキング処理(黒塗りなど)して見えないようにします。
- ※2パスポートは顔写真があるページおよび現住所が確認できる「所持人記入欄」ページのコピーも必要。
※未成年者のマイナンバーが未登録の方は、下記書類の提出が必要
・未成年者のマイナンバー通知届出書
楽天証券から送付されてきます。未成年者のマイナンバーを記入し、下記のいずれかを貼付します。
・通知カード(表面コピー)
・個人番号カード(表面・裏面コピー)
・マイナンバーの記載がある住民票の写し
・登録親権者(親、後見人)の本人確認書類
A項目ならいずれか1点、B項目ならいずれか2点必要です。
・運転免許証(表裏両面)
・旅券パスポート*1
・特別永住者証明書(表裏両面)
・在留カード(表裏両面)
・住民基本台帳カード(表裏両面)
・個人番号カード(顔写真がある面)
※1パスポートは顔写真があるページおよび現住所が確認できる「所持人記入欄」ページのコピーが必要
もしくは
・健康保険証(表裏両面)*2
・住民票の写し
・印鑑登録証明書
※2各種保険証記載の被保険者記号・番号および保険者番号は、マスキング処理(黒塗りなど)して見えないようにする必要あり。
・登録親権者と未成年者の続柄が確認できる書類
子供と同居の場合は家族全員が記載された住民票写し(コピー可)
*親子の「続柄」記載が必須
*発行6か月以内のもので発行元印のあるのも
必要物品まとめ
・世帯全員が記載された住民票の写し(コピー可)
・ジュニアNISA口座開設届出書
・未成年者(子供)の本人確認書類
・未成年者のマイナンバー通知届出書
・登録親権者(親、後見人)の本人確認書類
・登録親権者と未成年者の続柄が確認できる書類
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我が家のジュニアNISA運用商品公開
ジュニアNISA使用状況
私の家は子どもが一歳、夫婦の積み立てNISAの非課税枠を使い切っているのでジュニアNISA口座を開設して2021年より運用しています。
毎年満額運用しています。
子どもが居ないと使用できませんが独身世帯より教育費を貯める為の優遇制度なのでありがたく使っています。
購入商品
- ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)・・・480,000円
- 楽天・米国株式インデックスファンド・・・422,222円
- iFreeレバレッジNASDAQ100・・・231,108円
(R4年4月22日現在)
今後は積み立てで購入予定です。
楽天・米国株式インデックスファンド・・・66,666円/月
iFreeレバレッジNASDAQ100はいわゆるレバナスです。
つみたてNISAでは購入出来ない商品なのでジュニアNISAの枠でお遊び程度に購入中です。
価格変動が大きい商品なので自分の目標としている金額に達したら売却予定です。
教育費はお金の必要な時期が明確に分かっているので子どもが18歳になるまで運用する予定は無いです。
17歳くらいの時に株価の暴落に合えば教育資金が準備出来なかったでは困るので早めに利益確定する必要があります。
そもそも投資信託ってなに?と思う人はこちらの記事をご参照ください。
楽天証券ジュニアNISA(ジュニアニーサ):未成年者少額投資非課税制度 | 楽天証券 (rakuten-sec.co.jp)
文部科学省「子供の学習費調査」https://www.mext.go.jp/content/20191212-mxt_chousa01-000003123_01.pdf
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