【熱中症・夏かぜは“予防”が最大の節約】保育園児の夏を乗り切る、お金をかけない家庭ケア

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こんにちは、みっちゃんママです。夫婦そろって看護師をしていると、夏はやっぱり「暑さに負けた子どもたち」と接する機会が増える季節です。そして我が家にも保育園に通う5歳児がいるので、親としてもヒヤヒヤする季節でもあります。

夏の子ども対策というと、冷感グッズや特別な飲み物など「買うもの」の情報があふれています。でも、看護師として現場で感じるのは、夏の体調トラブルの多くは、お金をかけなくても「知っていれば防げる」ということ。しかも、防げれば通院の手間も、仕事を休む負担もなくなる。予防はいちばん地味で、いちばん効く節約です。

今日は、公的機関の情報をもとに、我が家で実際にやっている「お金をかけない夏の家庭ケア」をまとめます。

なぜ子どもは夏に弱いのか

こども家庭庁の熱中症予防の資料によると、子どもは体温調節の機能がまだ十分に発達しておらず、大人より熱中症のリスクが高いとされています。しかも背が低いぶん、地面からの照り返しを大人より強く受けます。ベビーカーや小さい子の顔の高さは、大人が感じているよりずっと暑いんです。

そしてもうひとつ大事なのが、子どもは自分から「しんどい」と言えないことが多いということ。のどが渇いたと感じた時点で、すでに水分が足りていないこともあります。だから「本人任せにせず、まわりの大人が先回りする」のが基本になります。

熱中症対策:買い足す前にできること

①時間帯をずらす(0円)

環境省の熱中症予防情報サイトでは「暑さ指数(WBGT)」という危険度の目安が毎日公開されています。無料のサイトやアプリで確認できるので、我が家は夏の外遊びや公園は朝のうちに済ませて、暑さ指数が高い昼間は屋内で過ごすようにしています。「何を買うか」より「いつ外に出るか」のほうが、正直ずっと効きます。

②水分補給は「こまめに」より「タイミングを決める」(ほぼ0円)

厚生労働省の熱中症予防の資料でも、のどが渇く前のこまめな水分補給と、たくさん汗をかいたときの塩分補給が基本とされています。ただ、正直「こまめに飲ませましょう」って、いちばん実行がむずかしいアドバイスだと思いませんか? 遊びに夢中の子どもは飲まないし、親も忙しくて声かけを忘れます。

そこで我が家は、「生活の節目とセットにする」方式にしています。飲むタイミングをあらかじめ決めてしまうんです。

  • 寝起き(寝ている間に汗をかいているので、朝いちばんの一杯)
  • トイレのあと(出したら入れる、とセットで覚えやすい)
  • 外遊び・お出かけの前後
  • お風呂の前(入浴中も汗をかくので、入る前に一杯)
  • 寝る前(少量でOK)

なかでも我が家の必須タイミングが「お風呂の前」です。というのも、飲ませ忘れて入れると、必ずお風呂の途中で「お茶、お茶」の大合唱が始まるから(笑)。びしょ濡れの5歳児にせがまれて、風呂場からお茶を取りに走る羽目になります。先に一杯飲ませておくだけで、お風呂タイムが平和になる。「節目で飲む」が定着すると、こんなふうに子どもの体が覚えてくれます。飲み物は麦茶で十分。特別な飲み物を毎回買う必要はありません。大量に汗をかいた日だけ、塩分も意識して補います。

③服と帽子で調整する(手持ちでOK)

通気性のいい薄手の服と帽子。これも新しく買わなくても、手持ちの服の組み合わせで十分です。保育園の送り迎えでは、暑い時間帯は日陰側の道を選ぶ、というのも地味ですが積み重なると違います。

みっちゃんママ
みっちゃんママ

冷感グッズを否定するわけじゃないんです。ただ「グッズを買ったから大丈夫」と安心してしまうのがいちばん危ない。時間帯・水分・服装の基本があってこそ、です。

夏かぜ3きょうだい:手足口病・ヘルパンギーナ・プール熱

夏に流行る理由と、いちばんの予防法

夏は子どもの間で「手足口病」「ヘルパンギーナ」「咽頭結膜熱(プール熱)」が流行します。自治体の保健情報によると、これらは例年6月頃から増え始めて7〜8月にピークを迎えます。保育園や幼稚園のような集団生活の場では、どうしても広がりやすいのが実情です。

予防の中心は、拍子抜けするほどシンプルで、手洗いと、タオルを共用しないこと。特別な除菌グッズを買い込むより、外から帰ったら石けんで手を洗う、家族でもタオルは分ける。この2つを徹底するほうが理にかなっています。どちらも、かかるお金はほぼゼロです。

かかってしまったら:慌てず、でもこのサインは受診

これらの夏かぜは多くの場合軽症で回復するとされていますが、看護師として「ここは見逃さないで」と思うサインもあります。自治体の情報でも、熱が何日も下がらない、水分がとれない、ぐったりして反応が鈍い、といった場合は受診の目安とされています。おかしいなと思ったら、ためらわず小児科へ。子どもの医療費は多くの自治体で助成があるので、「お金がかかるから様子見」はしなくて大丈夫です。

※この記事は一般的な予防の話です。お子さんの症状について気になることがあれば、かかりつけ医に相談してくださいね。

夏バテ対策は「特別な何か」より生活リズム

食事:そうめんだけで終わらせない

夏は食欲が落ちて、つるっと食べられる麺類に偏りがちです。我が家もそうめんによく助けられていますが、ゆで卵や納豆、ツナ、トマトなど「切るだけ・のせるだけ」のたんぱく質と野菜を一品足すようにしています。高い栄養食品を買い足すより、いつもの食材の組み合わせで十分です。

睡眠と室温:エアコンは我慢しない。ただし「寒すぎ」にも注意

寝不足は夏バテの入り口です。我が家は夏の室温管理はエアコンがメイン。我慢せずに使います。「電気代が…」と思う方もいるかもしれませんが、今年は7〜9月に国の電気・ガス料金の補助も再開されています。子どもの睡眠と健康はお金にかえられません。ここはメリハリ消費でいう「使うところ」だと考えています。

ただ、エアコンをしっかり使う家だからこそ気をつけているのが「冷えすぎ」です。実は私自身がかなりの寒がりで、夏でも薄手の長袖を1枚、家の中でも外出先でも常に持ち歩いています。スーパーや病院の待合室って、夏は冷房がしっかり効いていて、じっとしていると大人でも冷えますよね。羽織りもの1枚あれば、設定温度を家族で取り合いせずにすみます。子どもと大人では体感温度も違うので、「暑がりに合わせて冷やして、寒い人は羽織る」が我が家の落としどころです。これも追加費用ゼロの工夫です。

みっちゃんママ
みっちゃんママ

看護師の仕事柄、「予防できたはずの体調不良」をたくさん見てきました。予防は地味で、効果が目に見えにくい。でも、通院代も、看病で仕事を休む負担も、子どものつらい思いも、ぜんぶ減らせる。夏こそ「防ぐ節約」です。

おわりに:防げる不調は、家計も守る

子どもが体調を崩すと、医療費そのものより、看病で仕事を調整する負担のほうが実は大きかったりします。夫婦とも交代勤務の我が家では、急な発熱1回でシフトの調整が大ごとになります。だからこそ、お金のかからない予防の積み重ねが、結果的に家計と暮らしを守ってくれる。今年の夏も、基本をコツコツやっていきましょう。


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