【看護師資格は”辞めても稼げる”最強スキル】退職後も無理なく働けるナースの3つの働き方と時給相場

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「資産はコツコツ貯まってきた。でも、本当に仕事を辞めて大丈夫かな…」

サイドFIREを目指していると、必ずこの不安にぶつかります。私も夫と「2027年3月末に2人そろって退職する」と決めてから、何度もこの気持ちと向き合ってきました。

でも、あるとき気づいたんです。我が家には「看護師資格」という、辞めても消えない収入源があるということに。

この記事を読めば、資格職の人がサイドFIRE後にどんな働き方を選べるのか、そしてそれぞれの時給の目安がイメージできるようになります。看護師さんはもちろん、「手に職があるけどFIREに踏み切れない」という方の背中を、少しでも押せたら嬉しいです。

目次

なぜ看護師資格が「サイドFIREの保険」になるのか

そもそもサイドFIREは「生活費は資産所得、遊び代は働いて稼ぐ」

まず前提の整理から。FIREには大きく2種類あります。

  • 完全FIRE:娯楽費まで含めて、働かずに資産所得だけで暮らせる状態
  • サイドFIRE:最低限の生活費は資産所得(配当や取り崩し)でまかない、娯楽費は自分で少し働いて稼ぐ状態

我が家が目指しているのは、後者のサイドFIREです。完全に働かない生活ではなく、「本業のフルタイム勤務は卒業して、好きな時に少しだけ働く」暮らしを思い描いています。

資格職は「辞めても、また働ける」から心が折れにくい

サイドFIRE後にいちばん怖いのは、「思ったより資産が減ってきた」「暴落で不安になった」というときに、収入を立て直す手段がないことだと思います。

その点、看護師の資格は一度取れば生涯有効です。ブランクがあっても復帰支援の研修がありますし、慢性的な人手不足の業界なので、「働きたい」と思ったときに仕事が見つからない、という状況になりにくい。この「いつでも戻れる」という安心感が、思い切って本業を手放す勇気をくれるんです。

ちなみに、厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」でも看護師の平均年収はおおよそ500万円前後とされていて(※年により変動します)、フルタイムで戻ればしっかりした収入になる職種でもあります。サイドFIRE後は、ここまでガッツリ働かず「必要な分だけ」働くイメージです。

我が家が「完全FIRE」ではなく「サイドFIRE」を選ぶ理由

資産だけで完全に暮らす完全FIREも憧れますが、我が家はあえてサイドFIREにしています。理由は2つあります。

1つは、子どもが小学生のうちの時間を最優先にしたいから。じつは我が家の子は、私が夜勤で家にいない夜を「さみしい」と言うことがあります。もう少し大きくなれば、平気になるのかもしれません。でも、今この時期に感じているその寂しさには、できるだけ応えてあげたいんです。フルタイムの夜勤生活だと、どうしても一緒にいられる時間が削られてしまいますから。

もう1つは、少しでも働いて収入があると、資産の取り崩しペースがぐっとゆるやかになり、精神的にもラクだからです。「ゼロか100か」ではなく、その真ん中を取れるのがサイドFIREの良さだと感じています。

退職後も無理なく働ける、ナースの3つの働き方

では具体的に、フルタイムを卒業したあと、看護師はどんな働き方を選べるのか。私が調べて「これなら我が家でもできそう」と思った3パターンを、時給の目安つきで紹介します。

※以下の時給はあくまで目安です。地域・勤務先・時期によって大きく変わるので、実際に応募する際は必ず最新の求人でご確認ください。

①単発・スポットバイト|「縛られたくない人」に最適

1日単位で働ける単発バイトは、サイドFIREと相性抜群です。「今週は3日だけ」「子どもの行事がある週は休む」という調整が効くのが最大の魅力。

  • 健診・検診の補助(採血など):時給1,300〜2,000円ほど
  • ワクチン接種会場:時給1,500〜3,000円ほど(繁忙期はさらに高いことも)
  • ツアーナース(旅行・イベントの付き添い):日給10,000〜20,000円ほど

特に健診シーズンやワクチンの時期は求人が増えます。「働きたい時期に集中して働き、あとはゆっくり」というメリハリがつけやすいのが、いちばんサイドFIRE向きだなと感じています。

②派遣看護師|「時給を重視したい人」に

派遣は、3パターンの中でも時給が高めなのが特徴です。相場はおおよそ時給1,800〜2,500円ほどで、勤務先によって差があります。

  • クリニック・診療所:1,700〜2,200円ほど
  • 病院:1,800〜2,400円ほど
  • 介護施設・訪問看護:1,900〜2,800円ほど

「期間を決めてしっかり稼ぎたい」というときには派遣が向いています。ただし勤務日や時間の縛りは単発より強くなるので、自由度とのバランスで選ぶ形になりそうです。

③扶養内・短時間パート|「コツコツ長く続けたい人」に

近所のクリニックなどで、週に数日・短時間だけ働くパートも根強い人気です。時給の目安は1,400〜2,000円ほど。単発より収入は読みやすく、同じ職場に通うので人間関係や仕事の流れに慣れやすいのがメリットです。

「毎月このくらいは安定して入ってきてほしい」という場合は、この働き方が計算しやすいと思います。

3つの働き方を比べると

働き方時給の目安自由度収入の安定
単発・スポット1,300〜3,000円◎ 高い△ 読みにくい
派遣1,800〜2,500円○ ふつう○ 期間中は安定
扶養内パート1,400〜2,000円○ ふつう◎ 読みやすい

働き方を選ぶ前に知っておきたい「お金の壁」

稼ぎ方によっては社会保険や税金が増える

「じゃあガンガン働こう!」となる前に、1つ気をつけたいのが年収の壁です。働く時間や収入が一定を超えると、自分で社会保険に加入することになったり、税金の負担が変わったりします。

特に「106万円・130万円」あたりは社会保険に関わるラインとしてよく知られています。ただ、この壁は2025年の制度改正で見直しが進んでいて、数字や条件が動いている最中でもあります。ここを正確に理解しておかないと、「思ったより手取りが増えなかった」ということになりかねません。

年収の壁については、以前くわしくまとめた記事があるので、働き方を決める前にあわせて読んでみてください(記事末尾にリンクを置いています)。

夫婦で退職すると「扶養」の考え方が変わる

我が家のように夫婦そろって退職する場合、少し注意が必要です。どちらかが会社員として働いていれば、もう一方はその社会保険の扶養に入るという選択肢がありますが、2人とも退職すると、基本的には2人それぞれが国民健康保険・国民年金に加入することになります。

この場合は「扶養の範囲で抑える」という考え方自体があまり当てはまらなくなるので、「社会保険料や税金を払っても、手元に残る額がプラスになるか」で働き方を考えていく形になります。この退職まわりの手続きも別記事にまとめているので、参考にしてもらえたらと思います。

我が家のサイドFIRE後の働き方プラン

最後に、現時点で我が家が思い描いている退職後のプランを、正直にお話しします。(まだ退職前なので、あくまで「こうしたい」という計画段階です)

生活の土台になる部分は、配当金と資産の取り崩しでまかなう予定です。配当は税引後で年70万円を超えてきて、目標の年100万円に近づいてきました。そのうえで、旅行や趣味などの「遊び代」は、夫婦それぞれが看護師の単発バイトで稼ぐイメージを持っています。

たとえば、単発バイトで1日1万5,000円ほどの収入があるとして、夫婦で月に数日ずつ入れば、家族旅行や外食を「資産を減らさずに」楽しめる計算になります。無理に毎日働くのではなく、「遊びたい分だけ、体調と相談しながら働く」。これが私たちの理想の形です。

看護師という仕事は好きです。ただ、子どもが小学生の「今」の時間も、同じくらい大切にしたい。資格があるおかげで、その両方を少しずつ叶えられそうだと思うと、退職への不安がだいぶ軽くなりました。

まとめ|手に職があることは、それ自体が大きな安心

今回お伝えしたことを、最後にまとめます。

  • サイドFIREは「生活費は資産所得、遊び代は働いて稼ぐ」暮らし方
  • 看護師など資格職は「辞めてもまた働ける」ので、FIREに踏み切る心理的ハードルが下がる
  • 退職後の働き方は「単発・スポット」「派遣」「扶養内パート」の3つが選びやすい
  • 働く量によっては社会保険・税金の壁があるので、事前の確認は必須

もしあなたが資格や手に職を持っているなら、それはFIREを目指すうえで想像以上に強力な「保険」になります。まずは、自分の資格やスキルで「辞めたあとにどんな働き方ができるか」を調べてみることを、最初の一歩にしてみてください。選択肢が見えるだけで、未来への不安はぐっと小さくなりますよ。


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