こんにちは、みっちゃんママです。
我が家ではブログ・楽天ROOM・物販と、いくつかの副業を並行してやっています。そのほとんどの作業を、Claude Code(クロードコード)というAIツールにお願いして自動化してきました。
ただ、ひとつだけずっと不便なことがありました。パソコンの前に座らないと、何も頼めないということです。
そこで、LINEでメッセージを送るだけで、家のパソコンが動いてくれる仕組みを作りました。この記事では、実際にできることと、素人が絶対に外してはいけない安全対策を書きます。
- 「パソコンの前でしか頼めない」問題をどう解決したか
- 楽天ROOM・物販・ブログ・家計での実際の使い方5つ
- 規約を守るための線引き(投稿ボタンは必ず自分で押す)
- 仕組みの中身(プログラミングが分からない人向けの説明)
- スマホから直接つなぐ方法と、その不便なところ
- 安全のために決めた3つのルールと、かかった費用
「思いついたときに家にいない」問題
用事を思い出すのは、たいてい外出中
「楽天ROOMの投稿ネタを送ってほしい」「今日の資産額を記録しておきたい」——こういうことを思い出すのは、決まってスーパーの帰り道や、職場の休憩中です。
そのときにできることといえば、スマホのメモに書いておくことくらい。でもメモに書いた時点で、それは「あとで自分がやる仕事」になってしまいます。結局、家に帰ってパソコンを開いて、メモを見ながら作業する。これでは自動化した意味が半分になってしまいます。
やりたかったのは「言えば終わる」状態
理想は、思いついた瞬間にLINEで一言送ったら、それで終わりという状態です。あとは家のパソコンが勝手に処理してくれて、結果だけ返ってくる。
スマホからパソコンに指示を出すというと難しそうですが、やってみたら想像よりずっとシンプルな仕組みで実現できました。

夜勤明けでフラフラのときに「あれやらなきゃ」を覚えておくのが本当にしんどくて。忘れる前に投げてしまえるのが、いちばんありがたいです。
実際にLINEでやりとりしている5つの場面
抽象的な説明より実例のほうが分かりやすいと思うので、我が家が毎日どう使っているかをそのまま書きます。
① 楽天ROOM|URLを送ると、投稿文とタグが返ってくる
買い物中に「これ紹介したいな」と思った商品を見つけたら、その商品ページのURLをLINEに貼って送るだけ。しばらくすると、投稿文とハッシュタグがセットになって返ってきます。
私がやっているのは、返ってきた文章を確認して、楽天ROOMの投稿画面に貼り付けて自分で投稿ボタンを押すところまで。ここは絶対に自動化していません(理由は次の章で書きます)。
投稿文を考える時間がなくなるだけでも、続けやすさがまったく違います。
② 物販|賞味期限の写真を送るだけで、台帳に残る
食品を扱う物販をしているので、商品に印字された賞味期限の管理がとても大事です。
納品作業をしながら、商品の印字部分を撮ってLINEに送るだけ。説明は何も書きません。それだけで「いつ・どの商品を・どの期限で送ったか」が台帳に残ります。
これが効くのは、あとから販売サイト側に登録されている期限と、実物の印字がズレていないかを突き合わせられることです。ズレていたら教えてもらえるので、気づかないまま期限切れ間近の商品が売れてしまう事故を防げます。作業中に写真を1枚送るだけで、その裏付けが残るのは大きいです。
③ 物販|納品ラベルの写真で「届いたか」を見張ってもらう
商品を倉庫に送るときに貼るラベルも、同じように写真で送っています。
ラベルから納品の番号・伝票番号・到着予定日を読み取って記録してくれるので、あとは「予定日を過ぎても在庫に反映されない商品がないか」を見張ってもらえます。全部反映されれば何も言ってきません。反映されない商品が残っていたときだけ教えてくれます。
納品のたびに自分で控えを取って、後日それを見返して…という作業が丸ごと消えました。
④ ブログ|予約記事のストックが減ったら教えてくれる
ブログは記事を書きだめして予約投稿していますが、気づくと在庫が切れそうになっていることがあります。
そこで、予約のストックが少なくなったら知らせてもらうようにしました。あわてて書くのではなく、余裕があるうちに手をつけられます。
あわせて、予約した記事がちゃんと公開されたかも見張ってもらっています。実は予約が実行されずに止まってしまうことがあり、以前それに数日気づけませんでした。今は自動で直してくれます。
⑤ 家計|数字を送るだけで記録される
資産額など、月に一度だけ手で入力していた数字は、LINEで「総資産◯◯万」と送るだけで記録されるようにしました。パソコンで見ている一覧画面に、そのまま反映されます。
「あとで入力しよう」がなくなるので、記録が途切れません。

どれも「作業を代わりにやってもらう」というより、覚えておく係を代わってもらっている感覚です。納品しながら写真を1枚送るだけで済むのは、体力的にも本当に助かります。
「自動化していいところ」と「自分でやるところ」の線引き
ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。自動化できるところまでは自動化して、そこから先は必ず自分の手でやると決めています。
楽天ROOMの投稿ボタンは、絶対に自分で押す
楽天ROOMの利用規約には、禁止事項として次の一文があります。
スクリプトその他のプログラムを実行する等の方法により、機械的に投稿、コメント等をする行為
楽天ROOM 利用規約 第11条(禁止事項)第1項第(4)号
つまりプログラムに投稿させることは禁止されています。アカウントが止められてしまえば、それまで積み上げたものが一瞬でなくなります。
だから我が家の自動化は、「投稿文を考えるところまで」で止めています。
- 紹介する商品を選ぶ
- 投稿文とハッシュタグを作る
- 作った文章を手元に届ける
- 投稿ボタンを押す
- いいね・フォローをする
- コメントを書き込む
規約で禁止されているのは「機械的に投稿・コメント等をする行為」。文章を作るのは自分の作業を助けているだけで、サイト上の操作ではありません。
いいね回りやフォローも同じ考え方で、操作そのものは必ず自分の指でやっています。自動化しているのは「今日はこの人たちを見に行こう」というリストを作るところまでです。
お金が動く操作も自動化しない
買う・売る・振り込むといった、取り返しのつかない操作も自動化していません。判断材料までは用意してもらいますが、最後にボタンを押すのは自分です。
便利さを追いかけると、この線はどんどん曖昧になります。最初にハッキリ決めておくのが大事だと思っています。
仕組みの中身(プログラミングが分からない人向け)
やっていることは「郵便受けを見に行く」だけ
スマホから家のパソコンを直接操作しているわけではありません。間に「郵便受け」の役割をする置き場所をひとつ作って、そこを経由しています。
ポイントはSTEP 3です。パソコンのほうから3分おきに「何か届いてない?」と見に行く形にしています。こうすると、外から家のパソコンに入り込むための入り口を開けずに済みます。
結果として、最大3分待てば返事が返ってくる。急ぎの用事ではないので、これで十分でした。
この設計にした理由
「スマホから家のパソコンを直接操作する」という方法もありますが、それは家の玄関の鍵を1つ開けておくのと同じです。私のような素人がやると、思わぬ穴を作りかねません。
郵便受けを経由する形なら、外から入ってくることはできません。パソコンが自分から取りに行くだけなので、玄関は閉めたままです。遅くてもいいから、安全な方を選ぶ。これは最初に決めたことでした。
安全のために決めた3つのルール
便利な仕組みほど、危ない使い方もできてしまいます。作るときに決めたルールを正直に書いておきます。
ルール1:自分のLINEからのメッセージしか受け付けない
LINEには、送ってきた人を区別するための番号があります。その番号が自分のものと一致したときだけ処理するようにしました。
万が一このアカウントが他の人に知られても、その人が何かを送ってきても、何も起こりません。
ルール2:送った文章を「そのまま命令として実行しない」
これがいちばん大事だと思っています。
「LINEに書いたことをAIがそのまま実行する」形にすると、便利さと引きかえに取り返しのつかない操作まで実行できてしまいます。打ち間違いや、誰かのいたずらが、そのまま実害になりかねません。
そこで、自動で実行するのは、あらかじめ決めておいた決まった用件だけにしました。それ以外の文章は、すべて「預かり箱」に置かれるだけ。あとから私がパソコンの前で内容を見て、必要なら実行します。
実際、これまでに預かり箱を通った依頼は15件ほどですが、勝手に何かが実行されて困ったことは一度もありません。
ルール3:パスワードなどの秘密はパソコンの中だけに置く
各種サービスのパスワードや鍵にあたる情報は、ネット上の置き場所には一切置かず、家のパソコンの中だけに保存しています。郵便受け(スプレッドシート)に流れるのは、私が送ったメッセージと写真だけです。
クラウドに便利なものを置きすぎると、そこが破られたときの被害が大きくなります。持ち出さないのがいちばん安全だと考えました。

「何でもできる」より「決めたことしかできない」ほうが、素人が作るものとしては正解だと思っています。便利さを少し削ってでも、事故が起きない形にしました。
スマホから直接パソコンにつなぐ方法もある(ただし制限あり)
実は、LINEを使わずにスマホから直接パソコン側のAIにつないで、そのまま会話しながら作業してもらうこともできます。私も出先で急ぎの用事があるときは、この方法を使っています。
できることの幅は、こちらのほうが断然広いです。ただ、実際に使ってみるとスマホならではの不便さがはっきりありました。
- 画面が小さい:長い文章や表を確認するのがつらく、全体像がつかみにくい
- スクリーンショットを渡しにくい:撮って添付する手間が、パソコンよりずっとかかる
- コピー&ペーストがやりにくい:長い文章の一部だけを選ぶ操作が、指だと難しい
- 確認作業に向かない:細かい数字や文章のチェックは、結局パソコンでやり直すことになる
そのため我が家では、普段の細かい用事はLINEで一言投げる、じっくり作業したいときはパソコンの前に座るという使い分けに落ち着きました。
LINEのいいところは、まさに「決まった用件を投げるだけ」に割り切っている点だと思います。小さい画面でも、一言送るだけなら苦になりません。

スマホから直接つなげると知ったときは「もうこれでいいのでは」と思ったんですが、実際は画面の小ささが想像以上にストレスでした。用途で分けるのが結局いちばん快適です。
かかった費用は月0円
気になる費用ですが、今のところ追加の出費はゼロです。
LINE公式アカウントの料金表によると、コミュニケーションプランは月額0円で、無料メッセージが月200通まで使えます(ライトプランは月5,000円で5,000通、スタンダードプランは月15,000円で30,000通・いずれも税別)。
我が家の使い方だと、返事が返ってくる回数は月に数十通程度。200通の無料枠で十分に収まっています。郵便受けに使っているスプレッドシートも無料の範囲です。
ただし、通知を送りすぎる作りにすると200通はすぐに超えます。前に書いた「本当にまずいときだけ通知する」という方針は、使いやすさだけでなく費用の面でも効いています。
作ってよかったこと・まだできないこと
よかったのは「頭から降ろせる」こと
いちばん効果を感じているのは、作業が減ったことよりも「覚えておく」というしんどさが消えたことです。
思いついた瞬間に投げてしまえば、もう頭の中に置いておかなくていい。夜勤や子どもの用事でバタバタしていても、忘れて後悔することがなくなりました。
できないこと・気をつけていること
- 家のパソコンが動いていないと処理されません。電源が落ちていれば、次に立ち上げたときにまとめて処理されます
- 返事は最大3分待ちます。急ぎの用事には向きません
- お金が動く操作は自動化していません。買う・売る・振り込むといった取り返しのつかない操作は、必ず自分の手でやると決めています
特に3つ目は、自動化を進めるうえでの線引きだと思っています。便利にしたい気持ちが先に立つと、うっかり越えてしまいそうになる一線です。
まとめ
※いずれも税別。出典:LINEヤフー for Business「LINE公式アカウント 料金プラン」
- 楽天ROOMは投稿ボタンを必ず自分で押す。規約で「機械的に投稿、コメント等をする行為」が禁止されている
- いいね・フォローも自分の指で。自動化するのはリストを作るところまで
- 買う・売る・振り込むは自動化しない。取り返しがつかない操作は自分の手で
- 自分からのメッセージしか受け付けないようにする
- 送った文章をそのまま命令として実行しない。自動は決まった用件だけ
- パスワードなどの秘密はクラウドに置かず、パソコンの中だけに
便利さを追いかけると線引きは曖昧になります。作る前に決めておくのが、いちばん確実でした。
「AIに仕事を任せる」というと大げさに聞こえますが、実際にやっているのはLINEで一言送るだけです。むしろ、任せる範囲をどこまでにするか、どこから先は自分でやるかを決めることのほうが大事だと感じています。
そして何より、無料で使える範囲に収まっているのがありがたいところ。追加のお金をかけずに、覚えておく負担だけを減らせています。サイドFIREを目指して副業を複数まわしている身としては、こういう「お金をかけずに時間を取り戻す仕組み」がいちばん効いていると実感しています。
Claude Code自体の始め方は別の記事にまとめているので、これから触ってみたい方はそちらもどうぞ。
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※本記事は2026年8月時点の内容です。LINE公式アカウントの料金プランや各サービスの仕様は変更されることがあるため、実際に作る際は各社の公式情報をご確認ください。





